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【密室の王者】ジョン・ディクスン・カー


別名義:カーター・ディクスン(Carter Dickson)
    カー・ディクスン(Carr Dickson)
    ロジャー・フェアベーン(Roger Fairbairn)

本格黄金時代に活躍した巨匠、〝密室〟といえば、このお方。
徹底的に本格ミステリにこだわり、熱狂的なファンカー・マニアは多い。推理小説黄金時代を彩るアメリカ、イギリスで活動した英米作家。


生涯

幼いころは父親の蔵書である推理小説を網羅し、作家を目指す。
大学中退後、パリ留学を経て『夜歩く』を上梓。若くして華々しく文壇に立つ。翌年、イギリス人女性と結婚。その翌年に渡英し、活動の場をイギリスに据えて本格ミステリを多く執筆する。
晩年、1972年『血に飢えた悪鬼』で筆を折るまで、帰国して歴史ミステリの執筆に尽力する。
1977年に闘病の末、肺がんで亡くなった。




密室の王者 ジョン・ディクスン・カー

柄刀一つかとうはじめ河田陸村かわたりくそんが彼に由来するペンネームであるように、日本においても高人気。

初期著作は怪奇趣味が目立つが次第にシンプルなトリックを根幹とした密室トリックや不可能犯罪を題材にHow done it?ハウダニット〟を重視した本格ミステリを追求する作風に落ち着く。

活動の場をイギリスに移すと、ドロシー・L・セイヤーズ、アントニー・バークリー両名の推薦によってアメリカ人で初めてディテクションクラブに招待された。

晩年、帰国した先のニューヨーク州では米国推理作家と親しくなり、さまざまな実績からアメリカ探偵作家クラブMWAから数多くの賞を送られた




探偵役

予審判事アンリ・バンコラン、ギデオン・フェル博士、ヘンリー・メリヴェール卿、ロンドン警視庁D3課長マーチ大佐 のページは作成中です。
もう少しお待ちください。


予審判事アンリ・バンコラン シリーズ

☆個人的には、『夜歩く』がイチオシです。

長編5作は 予審判事アンリ・バンコラン を探偵役とした作品である。





ギデオン・フェル博士 シリーズ

☆個人的には、『三つの棺』がイチオシです。
(第17章より「密室の講義」について、密室トリックの分類が成されたエッセイ〝カーの密室講義〟として名声を得ている。正直に言えば、この講義が好き)

長編23作は ギデオン・フェル博士 を探偵役とした作品である。






ヘンリー・メリヴェール卿(H・M) シリーズ

☆個人的には、『プレーグ・コートの殺人』『ユダの窓』がオススメです。

長編22作は ヘンリー・メリヴェール卿 を探偵役とした作品である。





ロンドン警視庁D3課長マーチ大佐 シリーズ

☆個人的には、『不可能犯罪捜査課』から読み進めていくのがオススメです。

長編4作は ロンドン警視庁D3課長マーチ大佐 を探偵役とした作品である。







おすすめノンシリーズ

『皇帝のかぎ煙草入れ』

長編作品
アガサ・クリスティー評「このトリックには、さすがのわたしも脱帽する“Very few detective stories baffle me nowadays, but Mr. Carr’s always do.”」のひとつ

発表:イギリス
   1942年
原題:『The Emperor’s Snuff-Box』

妙齢の女性イヴ・ニールは婚約者トビイの父親サー・モーリス殺害容疑をかけられる。
犯行時間には事件現場が視認できる自宅寝室にいたのだが、ちょうど元夫ネッドが忍び込んでいたためにアリバイ主張ができず、完璧な状況証拠だけでなく物的証拠まで発見された。

すっかり窮地に陥ったイヴに手を差し伸べたのは、ダ―モット・キンロス博士だった。




『ビロードの悪魔』

長編作品 歴史ミステリ
発表:アメリカ合衆国
   1951年
原題:『The Devil in Velvet』

300年前に自分と同姓同名の貴族の夫人リディアが毒殺された事件について当時の顛末が綴られた執事の手記を入手した、歴史学教授フェントン。
その手記にて事件解明部が欠落していたことを機に興味を抱いたフェントンは当該事件を調べるために悪魔と契約し時を遡った。
中世を舞台に繰り広げられる物語とリディア毒殺事件の行方とは?






以上、ジョン・ディクスン・カーが創造した4名の探偵役。
それぞれの活躍、どうぞ刮目あれ!

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