別名義 小松竜之介
平井太郎(本名)
生涯46回の引っ越しの末、現在は立教大学が管理する江戸川乱歩記念大衆文化研究センター(旧江戸川乱歩邸)へ落ち着いた。エドガー・アラン・ポーから筆名をとったのは有名。
生涯
幼少期から多くの翻訳推理小説に触れて成長した。
早稲田大学卒業後は多様な職歴や結婚を経て、1923年『二銭銅貨』が絶賛されてデビュー、『心理試験』以降は専業作家として執筆活動を続ける。
編集者としては、新人発掘や国内外の推理小説家と積極的に交流、日本推理小説の黎明を支えた。
晩年は病に悩まされながら評論・執筆活動は継続。
1965年、くも膜下出血のため死去。
戦時中は検閲が厳しく探偵小説は執筆・出版は不可だったが、戦後は復興を遂げる――氏は、その立役者のひとりといっても過言ではない。
探偵小説雑誌『宝石』(刊行:1946年ー1964年)について1957年8月号から編集長を務めて、多くのアマチュア作家に推理小説を発表する機会を与え、高木彬光氏、星新一氏をはじめとした小説家の才能を見出した。
1947年には日本推理作家協会の前身である日本探偵作家クラブを設立。私財100万円を寄付して江戸川乱歩賞を設立した。
積極的な活動を認められて晩年には栄典である紫綬褒章・勲三等瑞宝章・正五位を受賞している。
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明智小五郎 シリーズ
☆個人的には、『心理試験』がオススメです。
短編8作・長編13作は 明智小五郎 を探偵役とした作品である。
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☆個人的には、『夜光人間』がオススメです。
短編34作は 少年探偵団 を探偵役とした作品である。
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