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【アメリカの巨匠】S.S.ヴァン・ダイン


別名義:ウィラード・ハンティントン・ライト(本名)

本格黄金時代を代表する巨匠のひとり。当初は、本名で芸術評論家として活動。
エドガー・アラン・ポー以降、低迷していた米国ミステリーを立て直して名を馳せる。


生涯

大学卒業後、ロサンゼルス・タイムス紙の文芸批評に携わるようになり、評論、純文学を執筆・発表する。
1923年に体調を崩したことによる長期療養&ドクターストップから、推理小説を嗜み始めた。退院後に推理小説の執筆を開始、1926年には推理ジャンルの処女作『ベンスン殺人事件』を発表した。
51歳のとき冠状動脈血塞で亡くなるまで、多くの優れた作品を世に出した。




米国黄金時代の立役者 ヴァン・ダイン

米国ミステリーの黄金時代を代表する巨匠として君臨、本格推理小説の中核を支えた人物。
衒学の雰囲気をもつ作品たちのおかげで賢くなれる気がする・・・・・・・・・
作品の発表時に本名ではなく〝S.S.ヴァン・ダイン〟の名義を用いていたため、当時の米国ではその正体について盛り上がった。

当初より「優れた推理小説は生涯6冊以上書けるものではない」と主張していたため、その通りにしようとしていた。しかし、周囲の強い要望があった結果、全12長編を執筆した。

日本では高く評価されているものの、本国では忘れ去られてしまっている。
非常に寂しい……。




推理ジャンルの著作物

ファイロ・ヴァンス シリーズ

☆個人的には、長編『グリーン家殺人事件』がイチオシです。

以上、短編9作・長編12作・ラジオドラマ7作・未完成2作は ファイロ・ヴァンス を探偵役とした作品である。





クラブトゥリー博士&カー警部 シリーズ

 1931年発表
『The Clyde Mystery』

 1932年発表
『The Symphony Murder Mystery』

『The Campus Mystery』

『The Crane Poison Case』

『The Week End Mystery』

『The Wall Street Mystery』

『The Studio Murder Mystery』

『The Trans-Atlantic Mystery』

『The Side Show Mystery』

『The Skull Murder Mystery Case』

『The Murder in the Pullman』


以上、銀幕11作は クラブトゥリー博士&カー警部 を探偵役とした作品である。





企画・アンソロジー

『大統領のミステリ』
原題:『The President’s Mystery Plot』

1935年、フランクリン・ルーズベルト大統領が作成したプロットを基にして複数の小説家が執筆したリレー小説。

【参加者】
ルパート・ヒューズ
サミュエル・ホプキンズ・アダムズ
アンソニー・アボット
リタ・ヴァイマン
S.S.ヴァン・ダイン
ジョン・アースキン
E.S.ガードナー





探偵役

ファイロ・ヴァンスクラブトゥリー博士&カー警部のページは作成中です。
もう少々お待ちください。

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