推理小説を書くには構想やプロットや技術よりも先に必要なものがあります。
執筆するための道具です。
数多くある中でどのように選択すればいいのか。どれが最も適しているのか。
それは…………
人それぞれです。
お好きなものをどうぞ!
…………と、これで終わらせてしまいたいところですが。
せめて選択肢の提示はさせていただこうかと。
デバイスは大きく分けて、3つあります。
1.電子機器
2.アナログ
3.自分
以下、9種類を記します!
Word
マイクロソフト社が提供する文書ソフト。
シンプルな画面&やりたいことがストレスなくできる。
Teamsでもメールでも共有が容易。
デバイス :電子機器
アカウント:必要
フォント :サイズ・種類ともに変更可能
共有 :容易
Google Document
Google社が提供する文書ソフト。
作成した文書をWordファイルやPDFに変換できる。
複数人編集や音声入力など、応用も便利。
デバイス :電子機器
アカウント:必要
フォント :サイズ・種類ともに変更可能
共有 :容易
Evernote
Evernote Corporationが提供するデータ管理ソフト。
文章、画像、動画、音声、PDFあらゆるデータを保存できる。
自由度が高く、チュートリアルも親切。
デバイス :電子機器
アカウント:必要
フォント :サイズは変更可能
共有 :容易
Tera Pad
寺尾進氏によって無料公開されたテキストエディタ。
文章執筆よりもプログラミングでお見掛けする機会が多い印象。
必要な機能だけなので、集中しやすい。
デバイス :電子機器(*WindowsのOSのみ)
アカウント:不要
フォント :基本的に1種
共有 :コピー&ペーストの恩恵にあやかれば、可能
PCのメモ帳+USBメモリ
他人のデバイスや共有デバイスを利用するならば、セキュリティ的に安全。
PCさえあれば可能ですが、データ管理にはUSBメモリがあった方が安心。
たまに気分転換で使用するのもおすすめ。
デバイス :電子機器
アカウント:不要
フォント :基本的に1種
共有 :普通
ポメラ
PCのような感覚の、執筆するためだけに使用する機械。
形から入りたい方におすすめ。
かっこいい。
デバイス :電子機器
アカウント:不要
フォント :サイズ・種類ともに変更可能
共有 :容易
Nola
〝物語を描く全ての人のための作家専用エディターツール〟
プロット、登場人物、原稿の管理が容易。
プレミアム機能を活用すると、かなり細かく物語を整理できる。
デバイス :電子機器
アカウント:必要
フォント :変更不可
共有 :容易(PC、携帯で自動同期)
紙とペン
古き良きアナログを使用して文豪気分を味わうもよし。
自由に紙にアイディアを広げるもよし。
ノートや付箋を活用する形で、サブデバイス利用の方が多い印象。
デバイス :アナログ
アカウント:不要
フォント :サイズ・種類ともに変更可能
共有 :困難(該当する紙を共有するor写真を撮影して共有する)
頭の中
禁じ手オーラで悪酔いしそう……。
作品を完全暗唱できる方でしたら問題無し。
注意点は、設定・プロットでは無く〈作品〉であること。
ハードルはお高め&バックアップという名の共有は必須。
デバイス :自分
アカウント:概念が存在しない
フォント :概念が存在しない
共有 :最強
最後に
以上、8種類の方法でした。
ご自身で使いやすそうだなと思ったものを試行錯誤してみてださい。
下記の組み合わせ方・使い分け方だけでも、なんと計255種類です!
……はい。すべて試すのはあまりにも大変ですが、ひとつの方法に固執する必要はありません。
「合わない……」と思ったら臨機応変に変更していくことをオススメします!
くれぐれも思考の沼にははまらないように、
楽しみながら執筆準備を進めていきましょう!