推理小説が私の読書人生を変えたと言っても過言ではない
作品一覧
後藤を待ちながら
『授業が終わり次第、駅前の逆さピエロ像にて待つ』
相談を持ち掛けてきた女子大学生・入駒幸は、同じ筆致の、同じ文面の3通の手紙を差し出した。
碓氷、蒲生は同じ筆致の、同じ文面の3通の手紙を前に、推測を始める。
差出人の『後藤』の正体は誰なのか?
碓氷の推理の行方とは……?
誰が雪の精を殺したか
次作の小説執筆のため、雪景色が風流な宿を訪れた推理作家・赤後英輔(あかごえいすけ)。
だがそこで、宿泊客の一人が何者かによって殺害される。
吹雪で道が閉ざされ警察の臨場が遅れる中、捜査に名乗りを上げたのは”黒ずくめの男”だった――