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E-active edit
推理小説を執筆のため、AI編集者E-active editを活用してみることにした。 チャット形式でやり取りを行うものらしく、こちらの命令した内容に答えてくれるらしい。 小説の設定を打ち込み、殺人事件がどのように解決するのか考えさせていく。 事件の概要。現場の状況。容疑者。手がかり。解決させたい問題。 ひとまず、これだけ情報を与えれば十分だと思い、さっそく答えさせてみる。しかし、返された答えは、せっかくの設定をぜんぜん使われず代わりに打ち込んでいない情報が勝手に作られ使われた内容だった。 望んだ答えが返されなかったのは命令がうまく通らなかったためだと解釈し、指示を重ねる。 なかなか思いどおりの答えを返してくれないE-active editを相手に辛抱強く学習させながらどうにか小説の解決案を答えさせようと奮闘する。 -
黒雀姫
大学時代、麻雀に夢中だった私は雀荘でKと親しくなる。 ある日、Kに誘われたバーで失恋を打ち明けられた。手酷く振られて涙するKの隣で、私は以前Kから直接紹介された『黒雀姫』を思い浮かべる。やがてKから紡がれる未練の言葉は怨嗟に移り変わり、私はその場を辞した。 後日、不安を抱きながらKの誘いに乗って彼の自宅で雀荘の仲間たちとともに過ごした。 さらに数日後、私は大学終わりに待ち受けていた刑事たちから若い女性が殺された事件について元恋人であるKが容疑者として浮上したことを聞かされる。奇しくも犯行時刻にKのアリバイを証言する立場となったが、私は彼が零した怨嗟を思い出して動揺とともに思考する。 ひとりでは抱えていられず、私は事件当日をともに過ごした仲間のひとりへ、自身の推測をぶつけたーー本当にKに犯行は不可能だったのか。
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