三人称– tag –
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カルマ・マンダラの殺人
史学科の女子学生、芦沢柚葉は「失われていると思われている歴史の中で、今なお、私たちの内側で持続しているもの」を探しにとある観光地に訪れた。羯磨曼荼羅=カルマ・マンダラ。蓄音器殺人と古城の首切り殺人。そしてシャーマニックトランス殺人と大宮洋菓子店のアップルパイの秘密。 -
月下の花崩し(推敲版)
ある夏の早朝。警察からの電話で白河由弦が告げられたのは妹・六花の死亡だった。 友人との二泊三日旅行を楽しんでいるはずの彼女に何があったのか……混乱する由弦に追いうちをかけるのは、遺体に残された明らかな他殺の痕跡、刑事の「事件と自殺、両方の視点から捜査している」という返答、そして後日の偏向報道……絶望の中、由弦は自らの手で妹の死の真相を掴み取る決意をした。 追い求めるのはただひとつ なぜ白河六花は殺されたのか? -
月下の花崩し(推敲前:第9執筆)
ある夏の早朝。警察からの電話で白河由弦が告げられたのは妹・六花の死亡だった。 友人との二泊三日旅行を楽しんでいるはずの彼女に何があったのか……混乱する由弦に追いうちをかけるのは、遺体に残された明らかな他殺の痕跡、刑事の「事件と自殺、両方の視点から捜査している」という返答、そして後日の偏向報道……絶望の中、由弦は自らの手で妹の死の真相を掴み取る決意をした。 追い求めるのはただひとつ――なぜ白河六花は殺されたのか? -
探偵流儀case-23 この髪は誰のもの
吹雪に閉ざされたペンションで発生した殺人事件。現場からは連続殺人を思わせる文章が発見された。 居合わせた探偵により関係者がひとりずつ事情聴取されることにはなったのだが…… この髪の毛は、一体、誰のもの? 探偵流儀シリーズ第23作 -
探偵流儀case-22 死のスタート
陸上大会のリレー競技の開始とともに、第一走者のひとりが射殺された。 いたって普通の会社員である被害者の周辺を洗っても手掛かりは無く、捜査は難航する。 探偵の慧眼が捉える真相は如何に? 探偵流儀シリーズ第22作! -
葡萄ずくめの殺人
名探偵・羽黒祐介シリーズ特別描きおろし短編。 マスカットクリームケーキをめぐる殺人事件とは……? 名探偵が挑むのは、葡萄ずくめの怪事件。 -
探偵流儀シリーズcase-21 氷中殺意
幾度目かの殺害計画を進めるため叔父邸宅を訪れた松浦義和。 準備完了に満足して間もなく――探偵が来訪した。 探偵の存在 叔父の提案 想定外の事態に義和は……?! にこやかな探偵に追い詰められてドタバタ必至! 第21弾 -
探偵流儀シリーズcase-20 推しは尊い THE 正義
自身のマネージャーの殺害容疑をかけられた人気アイドル声優。 有力容疑者が他にいないが、決定的証拠もない。 手詰まりかと思われたが、警部が探偵の提案をのむと…… 膠着を解きほぐした探偵の妙手とは? 推しが尊い、第20作! -
探偵流儀シリーズcase-19 二十一分の一の罠
ある大富豪が、遺言公開のために集めた親族らの目の前で服毒によって死亡した。 常用していた薬のうち、1錠のみ毒物にすり替えられていたのだ。 いつ・どのようにして毒物が混入したのか? 探偵の冷静な推理が真相を解き明かす、第19作! -
探偵流儀シリーズcase-18 かけられなかった電話
冷めきった夫婦関係の終止符を打とうと、夫に死を贈ることにした妻。 夫の不倫相手を巻き込み、目的を完遂して警察の訪問を待った。 しかし、事情聴取に訪れたのは警察だけではなく……?! 探偵が穏やかに犯人を追い詰める、第18作。